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〔2010年会報〕総会報告

第24回総会・懇親会報告
2009.2.15

 第24回総会・懇親会が去る2月15日(日)、東京九段北「アルカディア市ヶ谷」にて、総勢180人の参加のもと盛大に行われました。とくに今回は十和田市長選挙において中野渡春雄氏から小山田久氏にバトンが渡された直後の総会であり、前市長をねぎらうとともに新市長に対する期待の空気がみなぎった総会・懇親会になりました。

 総会においては、野呂義春会長が体調不良のため出席できなかったので、升舘廣美副会長が会長代行として議事がすすめられ、事業・決算報告さらに事業計画・予算が満場一致で可決されました。役員改選では小原武夫氏が新会長に副会長に升舘廣美(再)和田光弘(再)、沢尻廣美(再)、佐々木文雄(新)、小川由明(新)、池畑守(新)の6名が選任されました。くしくも両トップが交代し、双方が新たな協力関係を築いていくことが期待されます。今回の事業計画に示された「一般社団法人東京十和田もみじの会」を活用して、郷土の農産物や物産を取り寄せ消費することにより、郷土の活性化に寄与することを願い取り組むことになりました。徐々に活動することになりますが、会員の皆様のご協力により実のある活動としたいものです。


懇 親 会

 2時半から総会が開始され、司会には小川由明、関口三男の両氏が中心になり進められました。開会の辞は佐々木文雄副会長が宣し、続いて小原武夫新会長から自己紹介を兼ね次のようなユニークな挨拶がありました。「旧大深内村熊の沢という山奥で生まれ、幼くして両親を亡くし兄の下で育てられました。三農高校の定時制を終え、八戸市にて簿記・会計を学び3年ばかり八戸で働いていたが、東京は景気がいいという話に乗り上京、ところが仕事が無くて丁度今のような状態でした。たまたま「住み込み可」の張り紙をたよりに飛び込んだところが鍛冶屋のようなところでした。そこで物づくりの楽しさを知り、また、社長さんに可愛がられ一生懸命働きました。その会社を円満に退職し鉄工所を立ち上げ今日に及んでいます。職人あがりでありこのような壇上に立つことがまず大変なことですがよろしくお願いします。なお、先ほどの総会で提案されましたが、「一般社団法人東京十和田もみじの会」を通じて、ふるさとの物産を東京で消費しようと計画しております。具体的にはこれから詰めますが、会員各位のご協力をお願いしたい。」

 次に祝辞に移り、十和田市長小山田久氏から「1月30日に就任したばかりですが、まずもって十和田会の皆様よろしくお願いします。ご案内を頂き地元から丸井県会議員をはじめ市会議員、商工会、市職員等々40名が駆けつけました。首都圏で活躍されている皆様と親しく懇談・交流をすることに期待をもって参りました。ふるさと十和田市のためお力添えを頂きたい。この会場に私の同級生も10人ばかりいますが、今日は十和田の話に花を咲かせて旧交を温めてたいと思います。十和田市の状況については会報に詳しくのせてくださいましたが、昨年は中野渡前市長のご尽力により十和田市民病院が新装開業し、東北で始めてというガンの治療機器が導入されました。また、近代美術館が開館され、当初予定の来訪者を大きく上回り、しかも3割が県外から来られている。十和田市にとりまして誠に嬉しいことです。22年12月には新幹線が青森まで開通します。停車駅は七戸になりますが駅名はまだ決まっておらず、現在関係機関と調整中であります。しかしながら経済が世界的に低迷しているなかで、十和田市も、農業が元気がないとか、お医者さんが足りないとか、商店街の活気がいま一とか、市の財政が厳しいとか、いろいろな問題が山積している。私は将来にわたって"安心して住める"そういう街づくりが大切だと思います。十和田の観光資源、県内でもトップを担う農業生産など、さらには優秀な人材がおります。こういう資源・人材を活かし、十和田市が皆様に誇れる安心して住める街づくりを進めて行きたいと思います。最後になりましたが、企業誘致の面、ふるさと納税のこともよろしくお願いしたい。」と力強いご挨拶がありました。

 続いて十和田市議会議長沢目正俊氏は「議員26名中20名が参加、今までの最高とおもいますが、東京十和田会の重要性が理解されての現われでしょう。十和田市のメーンは十和田湖ですが同時に官庁街通りであり、ここには近代美術館、市立中央病院が新築されましたが環境整備が遅れていました。この3月で駐車場も完成し以前とは大きく様変わりしました。桜並木も一段と映えることと思います。5月の連休には是非おいで下さい。さて、十和田市の経済状態はなかなか大変なものがありますが、これを打開すべく商工会とも連携しながら知恵をしぼっている。」と述べ、東京青森県県人会会長小山内裕氏は「昨年鳥谷部会長から引継ぎ1年が過ぎました。青森県人会として今年も「青森びとの祭典」を10月に開催して、青森県の物産を首都圏の人達に買って頂き、すこしでも青森県の役に立てればと思っております。それから、太宰治生誕100周年記念行事が地元で開催されますが、会として6月19~21日まで、2泊3日の旅行を企画、ふるさととの交流を図りたい。どうか参加してください。」とふるさとを思う熱意溢れたご挨拶がありました。


来賓紹介と祝電

 市議会関係は議会事務局宮崎秀美総括参事、一般ご来賓は司会、市関係は小山田伸一商工観光部長よりそれぞれ紹介がありました。このほかには、地元物産の宣伝販売のために、商工会議所と上北農産加工農協からそれぞれ2名が出席されました。

〔なお、一般ご来賓は次のとおり。(順不同)江渡衆議院議員秘書、田名部参議院議員秘書、下田参議院議員秘書、波多野参議院議員秘書、丸井裕県会議員、岩間恵美郎十和田商工会議所副会頭、井端十和田商工会議所まちづくり室長、小関力十和田市観光協会副会長、山本柳二協同組合企業情報センター組合長、森和十郎北里大学医学部事務長、中野渡利彦十和田乗馬クラブ会長、同、上村あゆ子、小笠原カオル十和田文化新聞社社長、中門清司東奥日報東京支社長、吉成健二デーリー東北東京支社長、小林央子十和田市現代美術館特任館長、米田省三三本木高校長、横濱征四東京野高会会長、金沢建一十和田工業高校東京支部事務局長、佐々木文雄東京三高会会長、池畑守三農同窓会会長、立崎亮吉十和田会相談役〕

祝電は次の方々から頂きました。衆議院議員木村太郎氏、衆議院議員田名部匡代氏、青森県議会議長田中順三氏。


株式会社まちづくり十和田

十和田商工会議所まちづくり室長井端政雄さんから、「株式会社まちづくり十和田」についてのご紹介がありました。趣旨は、十和田市中心市街地活性化基本計画(申請中)に基づき、その推進母体としての組織をつくり活動して行こうということで、すでに各方面から出資を仰いでいるが、東京十和田会の会員からもご協力いただきたいと訴えた。想定される事業としては、

①情報発信事業(ガイドの会組織化)
②地域マネージメント事業(空き店舗等運営等)
③中心市街地景観づくり
④施設整備事業

の4つで、前者2つはソフト事業、後者2つはハード事業を想定しているという。


乾杯・懇親

 乾杯の音頭は、十和田商工会議所副会頭、岩間惠美郎さんが立ち、㈱まちづくり十和田の事業を成功に結びつけたいとのお話があり、乾杯になりました。長い前置きから解放?され顔がほころび、懇親の宴にはいりました。十和田市(又は周辺そして縁故者)という狭い地域の出身者で占める私達会員と地元からの来賓の方々は、出身学校、親戚関係、生活圏などで輻輳した関係にあり、話のチャンネルが合うことが良いところ、あちこちで話に花が咲き盛り上がりました。ことしは首都圏で頑張ってこられたいわゆる団塊の世代の参加が、少なからず見られました。


近江綾ショーと貴乃花

 十和田市出身の近江綾さんが、今回も駆けつけてくださり華やかな演出をしてくださいました。十和田会会報14号に「演歌歌手への回り道」の寄稿において、生い立ちと現況についてふれておられましたが、ご挨拶で、「東京地域にも近江綾後援会を結成させていただくことになりました、これからも十和田会とともに歩みたいので、ご支援のほどよろしくお願いします。」と述べ、大きな拍手がわき起こりました。

 さて、近江さんが一曲歌ったところで全員がびっくりのハプニングが、あの貴乃花親方が現れました。ナナナ・・何が起こったのか!という感じであったが、貴乃花が壇上で挨拶、その謎が解けました。親方は、十和田市議会副議長桜田博幸氏が明大中野高校時代の後輩に当たり、今でも友達付き合いをなさっているとか、「お世話になった桜田先輩からお誘いがあり出かけてまいりました。どうぞよろしく。」とスマートになられた親方の挨拶に、やんやの掛け声と拍手。親方が「近江綾さんですか」『近江綾と申します。突然で私自身ドキドキしております。後ほど祈念撮影でもさせてください』とのやり取りがあり、皆さん写真撮影に余念がないありさま。その後も近江綾さんの新曲、「奥入瀬悲歌(エレジー)」、「三つ葉葵の渡り鳥」など、語りと歌が続き、まさに"綾と貴乃花ジョイントショー"でした。桜田博幸さん本当に「ありがとう」と言いたい。


ビンゴゲームとお開き

 根岸勲さんによるビンゴゲームが繰り広げられました。賞品は十和田の物産が山の如し!であったが、全員に行き渡りました。閉会の言葉は和田光弘副会長が「来年は25回という節目の年でありますので、今年以上に盛り上げて行きたい。また、東京十和田会が十和田市との架け橋となるよう私達も頑張って行きたい。」と述べ、3本締めで締めくくりました。なお、2次会は別室にて希望者のみでしたが約80名が集い、飲み、かつ語りあいました。(了)


第25回総会ご案内

本会第25回総会・懇親会を、来る2月14日(日)千代田区九段北「アルカディア市ヶ谷」〔私学会館〕にて午後1時から開催します。お誘い合わせのうえ是非ご出席ください。

交通は、地下鉄有楽町線、南北線、都営新宿線、JR中央線のいずれも「市ヶ谷」下車2分程度。なお、総会出欠ご返事は、整理の都合上必ずご投函下さい。

〔2010年会報〕会長挨拶

郷土発展を願いつつ
東京十和田会会長 小原武夫

 このごろの新聞、雑誌など、「不景気」という活字が目に付きます。一方では政治や経済の変革も叫ばれています。世の中の動きの節目ではないかと感じたりします。このような中にあって私達庶民は、けなげに生きて行くしかないようです。郷土を一つにする会の重要性そして必要性が、今ほど大切なときはないと思えてなりません。

 さて、昨年2月の総会において急遽会長に推され、皆様のご協力によりどうにか歩んで参りました。特に力を注ぎましたのは、郷土の産物を首都圏の会員・市民に味わっていただくことと、郷土十和田の産物販売促進に少しでも役立てようと、東京十和田会として組織的に活動することになり、一般社団法人「東京十和田もみじの会」をつくりました。

 都内有名イベント会場数箇所に延べ20回以上出向き、十和田市の農産物や農産加工品を宣伝、販売をいたしました。沢尻廣美さんと中野渡うめさんが主導し、多くの会員のボランティアによるものです。十和田乗馬クラブ会長中野渡利彦さんと、弟で会社社長利八郎さんには、物心両面わたりご協力をいただいていることに、会を代表し心から御礼を申し上げます。
これまでの活動の総括をしっかりやって、会が長続きし"実"を上げるよう今後も取り組みたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

次に、会報発行のことですが、今回で15号になりました。ゼロからの出発でしたが、いろいろな試みをしながら、執筆者を発掘し記事として発表でき、また、十和田市との橋渡しの役も果たしているのではないかと自負いたしております。編集関係者のご苦労に感謝したい。

このたびの総会では、小山田久市長との対話集会を持ちます。まだ一度も足を運んでれない方、是非一度お顔を見せて下さい。必ずといってもよいほど、友人、知人に会うことができます。郷土の発展を願い、首都圏において横の連携を強め、力強く歩もうではありませんか。

〔2010年会報〕市長ご挨拶

魅力あふれる
元気な十和田市づくりにまい進
十和田市市長 小山田久

 新年あけましておめでとうございます。

 東京十和田会の会員の皆様には、清々しい新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。

 私は、昨年1月、市民の皆様の温かいご支援をいただき、初当選をいたしました。市民目線による信頼される政治姿勢を基本に市政運営にあたりたいと思いますので、何とぞ皆様のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、地方自治体を取り巻く財政環境が厳しさを増している中で、当市においても観光振興、中心市街地活性化、市立中央病院の運営健全化など様々な課題が山積みしております。

 このような中で、昨年、4月に観光庁から「新たな青森の旅・十和田湖広域観光圏」として認定を受けたことに加え、7月には七戸町に設置される東北新幹線の駅名が「七戸十和田駅」に決まるなど、今年12月に迫った東北新幹線全線開業を絶好の機会と捉え、十和田湖や奥入瀬渓流など、わが国有数の景勝地と乗馬体験や食などを結びづけた、滞在型の広域観光を発信してまいりたいと考えております。

 また、昨年8月には、国内2番目となるWHO(世界保健機関)の「安全・安心なまち」セーフコミュニティの認証を取得しました。この認証を新たなスタートと位置付け、

事故や犯罪の予防など市民誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを進めているところであります。

このほか、十和田市現代美術館は、平成20年4月開館以来の入場者が30万人を超え、賑わいをみせており、今春には新たなアートゾーンが官庁街通りに完成いたします。

 また、B級グルメとして、バラ肉と玉ねぎを使った「十和田バラ焼き」が最近テレビなどで話題になっておりますが、このような芸術文化によるまちづくりや、ご当地グルメによるまちおこしが、当市の観光振興や活性化の起爆剤の一つになればと期待するものであります。

 今後とも、市民の誇りとして受け継がれてきた貴重な地域資源を最大限に活用しながら、魅力あふれる元気な十和田市づくりにまい進してまいりますので、皆様のご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 結びに、東京十和田会の益々のご隆盛と会員の皆様のご多幸ご活躍を心から祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

東京十和田もみじの会初仕事

 郷土十和田の優れた物産を、東京の人達に味わってもらいたいと願い、数年前から構想を練っていましたが、副会長の沢尻廣美さんが中心になり設立に漕ぎ着けました。名称は「一般社団法人東京十和田もみじの会」といい、昨年2月13日に許可されました。

 その初仕事が思わぬところからスタートすることになりました。


いきさつ

 世田谷区の田園都市線沿線において「株式会社設計集団プラス」と「株式会社東京組」いう住宅設計・建設会社を営む十和田市出身、中野渡利八郎社長(三農38年度卒業)が、会社の行事の一環として、また顧客とか周辺住民に還元したいという熱い思いから、5月の連休中に十和田の産物を宣伝販売することとし、十和田からは十和田乗馬クラブ会長でお兄さんの利彦さんが仕入れ運び込んでくれました。

 3日はラジオFM世田谷が「青森まるかじり!ウマいものスペシャル」と銘打ち、放送されました。場所は「設計プラス集団用賀ショールーム」、10時~14時までは青森特産物のニンニク、長いも、ごぼうなど、また、東京農大プロデュースのはちみつ、ジャムなどの加工品販売、併せてポニー馬3頭で乗馬も体験できるという大変ユニークな企画であり大いに賑わいました。東京十和田会は協力というかたちで参加しました。なお、青森県から上北地域県民局から柿谷政和主査が参加されました。

 さて4日以降販売する農産物を中野渡利八郎社長が十和田会に寄贈することになりました。そこで4日からはもみじの会が販売に当たることになり"初仕事"となったというわけです。


宣伝販売

 会社のショールームは地下から3階まであり、立派な施設ですが、1階の談話室、入り口付近に商品を並べ販売活動をしました。5日には用賀駅前にも旗を立て宣伝売り込みをしました。3日から5日と、9,10日、16日と延べ6日間実施しました。品物の保管場所としてはショウールームの地下の倉庫を利用させていただいた。会社の施設は「どうぞ自由に使ってください」との社長のお言葉に甘え、初仕事が出来たことは幸運であった。社長以下専務の中野渡聡一郎さん(ご子息)、社員の方々からいろいろお世話いただきました。東京十和田会として厚く御礼を申し上げたい。(なお、その後も機会をとらえ活動しています。)

心感動の創造都市を目指して
十和田市文化協会
会長 川崎富康

 新年明けましてお目でとうございます。

 皆様の故郷十和田市は、不況のあおりで、他所と同じように経済の状況は芳しくないのですが、ご存知の市現代美術館の存在が大きく、今でも多くの来館者で街の活性化に働いております。話題に上る美術館を一度は観てみたいとの心と、館長さんはじめ館員の集客のためのいろいろな努力があってのことだと思っています。

 この美術館が基点となって当市の文化活動がより盛んになってきました。去る11月3日~4日に、文化センターと現代美術館を会場として「文化でまちづくり」をテーマに、今年度の市民文化祭が開催されました。今回は40回という節目の文化祭なのでオープニングのセレモニーに続いて、日本舞踊を主体とした会員達による記念のアトラクションがあり、32のサークルを7つのステージにまとめて発表した舞台部門があって、市民に文化の芳香を十分に送り込むことが出来ました。

 この他には、姉妹都市のカナダ・レスブリッジ市から大学生一行が来訪して、グローバルドラムコンサートを行ったり、新渡戸友好都市で、今年はこちらから花巻市の芸術祭に押し花アートサークルの作品を出品し、そして関係者が訪問して交流を深める等々、文化的な行事がいろいろと持たれて、"文化不毛の地"から近隣の市町村がうらやむ"文化豊饒の地"に変ってきました。

 食文化では、目玉商品のなかった当市に、商工会議所や飲食店関係者の努力でB級グルメ「十和田バラ焼き」が定着してきました。やっと生まれた名物です。機会をみつけて食べに来て下さい。

 新市長さんのもと、心感動・創造都市の実現に、現代美術館を一つの拠点として、商工行政と協同し現代アートの魅力をフルに活かし、まちの賑わいの再生をと市民の動きが大きくなってきています。これが当市の近況です。


〔2010年会報〕会社紹介

「株式会社設計集団プラス」と「株式会社東京組」は、住宅専門の設計・施工会社です。

東京でも富裕層の多く住んでいると云われる世田谷区及び目黒区での施工においては、業界トップに位置しているという。
両社の社長である中野渡利八郎氏(三農土木卒)は、家具、調度品、住居装飾品など本場イタリア直輸入に心がけ、毎年買い付けにイタリア見本市に出かけるという。

ご子息の聡一郎さんは専務として活躍、80名の従業員を束ねる。

ラジオFM世田谷に30分番組を持ち、商売とあまり関係のない番組で、いわば地域社会とともに歩むすばらしい会社です。

○一般社団法人東京十和田もみじの会が、沢尻副会長の努力により2月13日付けで許可され、ふるさとの物産斡旋・販売協力などの活動発進へ

○第24回総会・懇親会を2月15日アルカディア市ヶ谷で開催、186人参加、熱海開催以来の盛況

○第1回役員会を3月8日、駒込「磯太郎」にて開催、総会の総括と今後について討議

○近江綾(本名、小山石富美子)ふれあいランチショーが3月22日、三井ガーデンホテル蒲田にて開催、東京地区では後援会結成後はじめて開くショー、90名が集まり盛会

○鈴木實氏が所属する絵の会「示現会展」が、4月初旬国立新美術館で開催、「日展」が10.30~12.6まで同所にて開催され、それぞれ大作を出品

○中山エミコンサート「歌ある限り」が、4月26日内幸町ホールで開催、都会的なムードを漂わせた素晴らしいコンサート

○東京十和田もみじの会が、ふるさと物産販売会を5月4,5,8.9.16.日に、世田谷区用賀、株式会社設計集団プラス(中野渡利八郎社長)ショールームで開催(P5 掲載)

○東京十和田会もみじの会役員会を5月18日開催、体勢整備のうえ今後も活動継続を確認

○当会旅行会として6月21,22日熱海にて

○十和田工業高校東京支部総会(5月24日)会長以下3名出席

○東京三高会総会(7月5日)会長以下3名出席

○十和田市農産物販売促進キャンペーン、9月6日ベルクス足立中央店にて開催、もみじの会が参加協力

○三農東京同窓会総会(9月13日)会長以下3名出席

○第41回愛馬の日祭りが9月23日馬事公苑にて開催、十和田市観光協会が特産品、農産物を宣伝販売、B級グルメ十和田バラ焼など盛り沢山。もみじの会が協力

○第2回役員会、9月27日代々木区民会館にて開催、新理事に松橋正一、坂田俊英、小又昇、杉沢保雄、高谷隆二の各氏を承認。次回25回記念総会内容の検討

○第34回すみだまつり10月3~4日開催、上北農産加工が出展、スタミナ源たれ、バラ焼きの販売、もみじの会が協力

○あおもり産業立地フェアが10月28日飯田橋ホテルグランドパレスにて開催。主催は青森県企業誘致推進協議会他、講演とレセプション。本会から会長、副会長等が出席

○2009青森人の祭典が10月31日上野精養軒で開催、当会会員及びもみじの会も参加、物産販売は好調

○会員の井藤あや子さんが所属する合唱団白樺公演が新宿文化会館で、11月23日開催、いつもながら、すばらしいハーモニー。今回「畑の道」をソロで歌う、感動!

○役員会11月29日、駒込「磯太郎」にて開催、次期総会の持ち方を協議。引き続き忘年会40名参加、近江綾さんの演歌、井藤あや子さんの歌曲、両あやさん大受け

○中山エミ・クリスマスディナーショーが12月23日丸の内東京會舘にて開催 

十和田商工会議所 会頭 石川正憲

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様には首都圏にあって日夜職務等にまい進し、多方面でのご活躍のことと拝察いたすとともに、一昨年の金融危機やその余波もおさまらないこの厳しい時世に、郷土の発展にご尽力くださり衷心より感謝申し上げます。

 さて、最近ではB1-グランプリなど各地のB級グルメが注目を浴びています。当市においても昨年3月、まちを元気にしたいと有志が「とわだバラ焼きゼミナール」を結成し、市民に広く愛されている「バラ焼き」をまちおこしの起爆剤にしようと取り組み始めました。すでにメディアでも取り上げられ、ブームの影響か最近コンビニ弁当として並んだりしております。当所青年部メンバーが精力的に主導したものであり、是非とも食による観光客誘致へと成果を繋げて欲しいと期待しています。

 昨年東京での「すみだまつり」、「愛馬の日」への"とわだバラ焼き"等の出店は、東京十和田もみじの会様のご支援が大きいものと、深く感謝するとともに今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

 まちづくり関連では、市当局が中心市街地活性化基本計画を作成し、今年1月中に申請することで進めています。当所では中心市街地活性化協議会、㈱まちづくり十和田と連携をはかり"十和田らしさ"がある基本計画となるよう積極的に関与して参りたいと考えています。

 次に、一昨年36年ぶりに復活した灯ろう流しは昨年も実施され、先祖供養や家内安全など様々な願いを乗せ、稲生川を流れて行きました。今後も毎年8月16日に実施いたしますので、是非帰郷の際にはご参加いただきたいと存じます。

 皆様はご存知のこととは思いますが、ご当地検定は地域の魅力を発信することだけでなく、地域への愛着や誇りの再確認、地域の歴史・文化の伝承も目的に含まれていると言われます。青森県内の検定は、あおもり検定、下北検定、津軽ひろさき検定、八戸ふるさと検定等があります。

 今年は、とわだ検定を実施する方向で準備を進めています。春頃には公式テキストブック完成、秋頃に検定が実施される予定です。地域の認知度向上、地域資源のPR(観光、特産品、産業など)等に役立つことを期待しています。さらに、大人だけでなく、子供にもふるさとを学んでもらい、また皆様にも「ふるさと十和田」に誇りと自信を持ってもらうことが出来ればと願っています。

〔2010年会報〕美味な旅

会員12名による旅行を、昨年6月21、22日に決行。当初、磯の香りと海鮮料理を求めて、東伊豆今井浜の民宿を計画したが、女将さんの突然の病気で止むを得ず変更し、会員のN.Uさんが所有する熱海のリゾートマンションを借用することになる。

熱海駅に午後3時に集合、駅から急な坂を登った高台が目的地である。当マンションは、共用の部屋もあり、参加した12名が悠々とくつろぐことが出来る。高台のため熱海海岸を一望でき、特に夜景を眺めながら温泉につかり開放感満点。

入浴も済みいよいよ宴会に入る。料理はN.Uさんの妹さん、知人、二人の調理師有資格者による田舎料理である。大皿にたっぷり盛った各種煮物、海鮮料理、手間暇かけて作る、昔の味を食する機会を失っているせいか、本当に思い出に残る料理であった。お酒は差し入れが多く、呑めども呑めども一向に減らない。平均年齢が高いこともあり昔のように進まない。

呑むにつれ活発な議論が展開され、元小学校長の教育談義、精密機器製作会社の社長の物作り日本一に輝く話、そして歌う者、踊る者といろいろであったが、いつか皆が眠りに就く。

翌日、朝食をとらずに早く帰る者、味噌汁がおいしいと朝食をとる者、早速呑む者などいろいろである。11時、提供してくれたN.Uさんに感謝して旅を締めくくった。(K.H)

第24回総会・懇親会報告

懇親会

2時半から総会が開始され、司会には小川由明、関口三男の両氏が中心になり進められました。開会の辞は佐々木文雄副会長が宣し、続いて小原武夫新会長から自己紹介を兼ね次のようなユニークな挨拶がありました。「旧大深内村熊の沢という山奥で生まれ、幼くして両親を亡くし兄の下で育てられました。三農高校の定時制を終え、八戸職業所にて簿記・会計を学び3年ばかり八戸で働いていたが、東京は景気がいいという話に乗り上京、ところが仕事が無くて丁度今のような状態でした。たまたま「住み込み可」の張り紙をたよりに飛び込んだところが鍛冶屋のようなところでした。そこで物づくりの楽しさを知り、また、社長さんに可愛がられ一生懸命働きました。その会社を円満に退職し鉄工所を立ち上げ今日に及んでいます。職人あがりでありこのような壇上に立つことがまず大変なことですがよろしくお願いします。なお、先ほどの総会で提案されましたが、「一般社団法人東京十和田もみじ会」を通じて、ふるさとの物産を東京で消費しようと計画しております。具体的にはこれから詰めますが、会員各位のご協力をお願いしたい。」

次に祝辞に移り、十和田市長小山田久氏から「1月30日に就任したばかりですが、まずもって十和田会の皆様よろしくお願いします。ご案内を頂き地元から丸井県会議員をはじめ市会議員、商工会、市職員等々40名が駆けつけました。首都圏で活躍されている皆様と親しく懇談・交流をすることに期待をもって参りました。ふるさと十和田市のためお力添えを頂きたい。この会場に私の同級生も10人ばかりいますが、今日は十和田の話に花を咲かせて旧交を温めてたいと思います。十和田市の状況については会報に詳しくのせてくださいましたが、昨年は中野渡前市長のご尽力により十和田市民病院が新装開業し、東北で始めてというガンの治療機器が導入されました。また、近代美術館が開館され、当初予定の来訪者を大きく上回り、しかも3割が県外から来られている。十和田市にとりまして誠に嬉しいことです。22年12月には新幹線が青森まで開通します。停車駅は七戸になりますが駅名はまだ決まっておらず、現在関係機関と調整中であります。しかしながら経済が世界的に低迷しているなかで、十和田市も、農業が元気がないとか、お医者さんが足りないとか、商店街の活気がいま一とか、市の財政が厳しいとか、いろいろな問題が山積している。私は将来にわたって"安心して住める"そういう街づくりが大切だと思います。十和田の観光資源、県内でもトップを担う農業生産など、さらには優秀な人材がおります。こういう資源・人材を活かし、十和田市が皆様に誇れる安心して住める街づくりを進めて行きたいと思います。最後になりましたが、企業誘致の面、ふるさと納税のこともよろしくお願いしたい。」と力強いご挨拶がありました。

続いて十和田市議会議長沢目正俊氏は「議員26名中20名が参加、今までの最高とおもいますが、東京十和田会の重要性が理解されての現われでしょう。十和田市のメーンは十和田湖ですが同時に官庁街通りであり、ここには近代美術館、市立中央病院が新築されましたが環境整備が遅れていました。この3月で駐車場も完成し以前とは大きく様変わりしました。桜並木も一段と映えることと思います。5月の連休には是非おいで下さい。さて、十和田市の経済状態はなかなか大変なものがありますが、これを打開すべく商工会とも連携しながら知恵をしぼっている。」と述べ、東京青森県県人会会長小山内裕氏は「昨年鳥谷部会長から引継ぎ1年が過ぎました。青森県人会として今年も「青森県びとの祭典」を10月に開催して、青森県の物産を首都圏の人達に買って頂き、すこしでも青森県の役に立てればと思っております。それから、太宰治生誕100周年記念行事が地元で開催されますが、会として6月19~21日まで、2泊3日の旅行を企画、ふるさととの交流を図りたい。どうか参加してください。」とふるさとを思う熱意溢れたご挨拶がありました。


来賓紹介と祝電

市議会関係は議会事務局宮崎秀美総括参事より、一般ご来賓は司会から、市関係は小山田伸一商工観光部長よりそれぞれ紹介がありました。このほかには、地元物産の宣伝販売のために、商工会議所と上北農産加工農協からそれぞれ2名が出席されました。

〔なお、一般ご来賓は次のとおり。(順不同)江渡衆議院議員秘書、田名部参議院議員秘書、下田参議院議員秘書、波多野参議院議員秘書、丸井裕県会議員、岩間恵美郎十和田商工会議所副会頭、井端十和田商工会議所まちづくり室長、小関力十和田市観光協会副会長、山本柳ニ協同組合企業情報センター組合長、森和十郎北里大学医学部事務長、中野渡利彦十和田乗馬クラブ会長、同、上村あゆ子、小笠原カオル十和田文化新聞社社長、中門清司東奥日報東京支社長、吉成健二デーリー東北東京支社長、小林央子十和田市現代美術館特任館長、米田省三三本木高校長、横濱征四東京野高会会長、金沢建一十和田工業高校東京支部事務局長、佐々木文雄東京三高会会長、池畑守三農同窓会会長、立崎亮吉十和田会相談役〕

祝電は次の方々から頂きました。衆議院議員木村太郎氏、衆議院議員田名部匡代氏、青森県議会議長田中順三氏。


株式会社まちづくり十和田

十和田商工会議所まちづくり室長井端政雄さんから、「株式会社まちづくり十和田」についてのご紹介がありました。趣旨は、十和田市中心市街地活性化基本計画(申請中)に基づき、その推進母体としての組織をつくり活動して行こうということで、すでに各方面から出資を仰いでいるが、東京十和田会の会員からもご協力いただきたいと訴えた。想定される事業としては、①情報発信事業(ガイドの会組織化)、②地域マネージメント事業(空き店舗等運営等)、③中心市街地景観づくり、④施設整備事業の4つで、前者2つはソフト事業、後者2つはハード事業を想定しているという。


乾杯・懇親

乾杯の音頭は、十和田商工会議所副会頭、岩間惠美郎さんが立ち、㈱まちづくり十和田の事業を成功に結びつけたいとのお話があり、乾杯になりました。長い前置きから解放?され顔がほころび、懇親の宴にはいりました。十和田市(又は周辺そして縁故者)という狭い地域の出身者で占める私達会員と地元からの来賓の方々は、出身学校、親戚関係、生活圏などで輻輳した関係にあり、話のチャンネルが合うことが良いところ、あちこちで話に花が咲き盛り上がりました。ことしは首都圏で頑張ってこられたいわゆる団塊の世代の参加が、少なからず見られました。


近江綾ショーと貴乃花

十和田市出身の近江綾さんが、今回も駆けつけてくださり華やかな演出をしてくださいました。十和田会会報14号に「演歌歌手への回り道」の寄稿において、生い立ちと現況についてふれておられましたが、ご挨拶で、「東京地域にも近江綾後援会を結成させていただいたことになりました、これからも十和田会とともに歩みたいので、ご支援のほどよろしくお願いします。」と述べ、大きな拍手がわき起こりました。

さて、近江さんが一曲歌ったところで全員がびっくりのハプニングが、あの貴乃花親方が現れました。ナナナ・・何が起こったのか!という感じであったが、貴乃花が壇上で挨拶、その謎が解けました。親方は、十和田市議会副議長桜田博幸氏が明大中野高校時代の後輩に当たり、今でも友達付き合いをなさっているとか、「お世話になった桜田先輩からお誘いがあり出かけてまいりました。どうぞよろしく。」とスマートになられた親方の挨拶に、やんやの掛け声と拍手。親方が「近江綾さんですか」『近江綾と申します。突然で私自身ドキドキしております。後ほど祈念撮影でもさせてください』とのやり取りがあり、皆さん写真撮影に余念がないありさま。その後も近江綾さんの新曲、「奥入瀬悲歌(エレジー)」、「三つ葉葵の渡り鳥」など、語りと歌が続き、まさに"綾と貴乃花ジョイントショー"でした。桜田博幸さん本当に「ありがとう」と言いたい。


ビンゴゲームとお開き

根岸勲さんによるビンゴゲームが繰り広げられました。賞品は十和田の物産が山の如し!であったが、全員に行き渡りました。閉会の言葉は和田光弘副会長が「来年は25回という節目の年でありますので、今年以上に盛り上げて行きたい。また、東京十和田会が十和田市との架け橋となるよう私達も頑張って行きたい。」と述べ、3本締めで締めくくりました。なお、2次会は別室にて希望者のみでしたが約80名が集い、飲み、かつ語りあいました。(了)







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