新年あけましておめでとうございます。
東京十和田会の会員の皆様には、清々しい新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
私は、昨年1月、市民の皆様の温かいご支援をいただき、初当選をいたしました。市民目線による信頼される政治姿勢を基本に市政運営にあたりたいと思いますので、何とぞ皆様のご指導を賜りますようお願い申し上げます。
さて、地方自治体を取り巻く財政環境が厳しさを増している中で、当市においても観光振興、中心市街地活性化、市立中央病院の運営健全化など様々な課題が山積みしております。
このような中で、昨年、4月に観光庁から「新たな青森の旅・十和田湖広域観光圏」として認定を受けたことに加え、7月には七戸町に設置される東北新幹線の駅名が「七戸十和田駅」に決まるなど、今年12月に迫った東北新幹線全線開業を絶好の機会と捉え、十和田湖や奥入瀬渓流など、わが国有数の景勝地と乗馬体験や食などを結びづけた、滞在型の広域観光を発信してまいりたいと考えております。
また、昨年8月には、国内2番目となるWHO(世界保健機関)の「安全・安心なまち」セーフコミュニティの認証を取得しました。この認証を新たなスタートと位置付け、
事故や犯罪の予防など市民誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを進めているところであります。
このほか、十和田市現代美術館は、平成20年4月開館以来の入場者が30万人を超え、賑わいをみせており、今春には新たなアートゾーンが官庁街通りに完成いたします。
また、B級グルメとして、バラ肉と玉ねぎを使った「十和田バラ焼き」が最近テレビなどで話題になっておりますが、このような芸術文化によるまちづくりや、ご当地グルメによるまちおこしが、当市の観光振興や活性化の起爆剤の一つになればと期待するものであります。
今後とも、市民の誇りとして受け継がれてきた貴重な地域資源を最大限に活用しながら、魅力あふれる元気な十和田市づくりにまい進してまいりますので、皆様のご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
結びに、東京十和田会の益々のご隆盛と会員の皆様のご多幸ご活躍を心から祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。