郷土十和田の優れた物産を、東京の人達に味わってもらいたいと願い、数年前から構想を練っていましたが、副会長の沢尻廣美さんが中心になり設立に漕ぎ着けました。名称は「一般社団法人東京十和田もみじの会」といい、昨年2月13日に許可されました。
その初仕事が思わぬところからスタートすることになりました。
いきさつ
世田谷区の田園都市線沿線において「株式会社設計集団プラス」と「株式会社東京組」いう住宅設計・建設会社を営む十和田市出身、中野渡利八郎社長(三農38年度卒業)が、会社の行事の一環として、また顧客とか周辺住民に還元したいという熱い思いから、5月の連休中に十和田の産物を宣伝販売することとし、十和田からは十和田乗馬クラブ会長でお兄さんの利彦さんが仕入れ運び込んでくれました。
3日はラジオFM世田谷が「青森まるかじり!ウマいものスペシャル」と銘打ち、放送されました。場所は「設計プラス集団用賀ショールーム」、10時~14時までは青森特産物のニンニク、長いも、ごぼうなど、また、東京農大プロデュースのはちみつ、ジャムなどの加工品販売、併せてポニー馬3頭で乗馬も体験できるという大変ユニークな企画であり大いに賑わいました。東京十和田会は協力というかたちで参加しました。なお、青森県から上北地域県民局から柿谷政和主査が参加されました。
さて4日以降販売する農産物を中野渡利八郎社長が十和田会に寄贈することになりました。そこで4日からはもみじの会が販売に当たることになり"初仕事"となったというわけです。
宣伝販売
会社のショールームは地下から3階まであり、立派な施設ですが、1階の談話室、入り口付近に商品を並べ販売活動をしました。5日には用賀駅前にも旗を立て宣伝売り込みをしました。3日から5日と、9,10日、16日と延べ6日間実施しました。品物の保管場所としてはショウールームの地下の倉庫を利用させていただいた。会社の施設は「どうぞ自由に使ってください」との社長のお言葉に甘え、初仕事が出来たことは幸運であった。社長以下専務の中野渡聡一郎さん(ご子息)、社員の方々からいろいろお世話いただきました。東京十和田会として厚く御礼を申し上げたい。(なお、その後も機会をとらえ活動しています。)