東京十和田会トップ 結成からの歩み 東京十和田会概要 年間行事 お問い合わせ 十和田市ホームページ 奥入瀬温泉活性化協議会

〔2010年会報〕文化協会ご挨拶

心感動の創造都市を目指して
十和田市文化協会
会長 川崎富康

 新年明けましてお目でとうございます。

 皆様の故郷十和田市は、不況のあおりで、他所と同じように経済の状況は芳しくないのですが、ご存知の市現代美術館の存在が大きく、今でも多くの来館者で街の活性化に働いております。話題に上る美術館を一度は観てみたいとの心と、館長さんはじめ館員の集客のためのいろいろな努力があってのことだと思っています。

 この美術館が基点となって当市の文化活動がより盛んになってきました。去る11月3日~4日に、文化センターと現代美術館を会場として「文化でまちづくり」をテーマに、今年度の市民文化祭が開催されました。今回は40回という節目の文化祭なのでオープニングのセレモニーに続いて、日本舞踊を主体とした会員達による記念のアトラクションがあり、32のサークルを7つのステージにまとめて発表した舞台部門があって、市民に文化の芳香を十分に送り込むことが出来ました。

 この他には、姉妹都市のカナダ・レスブリッジ市から大学生一行が来訪して、グローバルドラムコンサートを行ったり、新渡戸友好都市で、今年はこちらから花巻市の芸術祭に押し花アートサークルの作品を出品し、そして関係者が訪問して交流を深める等々、文化的な行事がいろいろと持たれて、"文化不毛の地"から近隣の市町村がうらやむ"文化豊饒の地"に変ってきました。

 食文化では、目玉商品のなかった当市に、商工会議所や飲食店関係者の努力でB級グルメ「十和田バラ焼き」が定着してきました。やっと生まれた名物です。機会をみつけて食べに来て下さい。

 新市長さんのもと、心感動・創造都市の実現に、現代美術館を一つの拠点として、商工行政と協同し現代アートの魅力をフルに活かし、まちの賑わいの再生をと市民の動きが大きくなってきています。これが当市の近況です。







  「B‐1グランプリ」は一般社団法人愛Bリーグ本部の登録商標です。