新年あけましておめでとうございます。
東京十和田会の会員の皆様には、清々しい新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
十和田市では、十和田八幡平国立公園の十和田湖、奥入瀬渓流をはじめとする豊かな自然環境と近代都市計画のルーツといわれる整然と区画された美しい街並みが調和した市として、「感動・創造都市 ~人が輝き 自然が輝き まちの個性が輝く理想郷~」を将来都市像に掲げ、着実にまちづくりを進めているところであります。
さて、昨年、十和田市内に新しい3つの施設がオープンいたしました。
1つは市立中央病院新本館の開院です。地域の中核医療の中心となる「市立中央病院」は、昨年5月7日に新本館が開院し、西病棟の改修や東棟の解体などを進め、今年6月にグランドオープンとなります。また、一昨年10月には全国初となる「がん総合診療外来」を開設、昨年には最先端の定位放射能治療器も導入し、がん治療の地域拠点としての役割も担って参ります。
2つ目は、官庁街通りという屋外空間を舞台に、通り全体をひとつの美術館に見立て、多様なアート作品を展開していく「官庁街通り・野外芸術文化ゾーン」の中核施設であります、十和田市現代美術館が昨年4月26日に開館いたしました。世界的な建築家の西沢立衛氏の設計によるものであり、そのあらゆる空間に国内外のアーティストが本美術館のためだけに制作された作品を展示しております。累計入場者数(常設・企画の計)も開館後4カ月で10万人を突破しております。本年も引き続き美術館向跡地他の整備及びシンボルアートの設置を行い平成22年春の全体完成を目指します。
最後に、高森山に整備を進めておりました「パークゴルフ場」が昨年4月にオープンとなり、市内県外から多数の方が訪れております。
また、地元の高校を舞台とした、映画「三本木農業高校、馬術部」が昨年10月4日に全国東映系で公開となりました。この映画は、撮影の大半を当市で撮り、当市の四季折々の風景が感じられる映画となっておりますので是非ご覧いただきたいと存じます。
本年も、市民とともに、魅力と活力あるまちづくりに取り組んで参りますので、皆様のご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
結びに、東京十和田会の益々のご隆盛と会員の皆様のご多幸ご活躍を心からお祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。